セルライトとは

いつの間にかついてしまうセルライトについて

実はセルライトと呼ばれるものは、脂肪の塊です。日本人女性の約8割以上はセルライトがあるともいわれ、太ももなどの下半身に多く見られる肌のボコボコです。代謝機能がうまく働かず、脂肪繊維がダメージを受けた状態とされています。痩せている人でもセルライトは現れるので、肥満などの体形は関係なくついてしまうものです。主に女性に多く、お腹・太もも・おしり周りにできやすいのですが、ダイエットで体重を減らしてもセルライトが落ちることはありません。

バランスの偏った食生活や高カロリーな食事、脂質や糖質過多、食品添加物は、体内の余分な水分を排出する妨げとなり、セルライトができやすい体質の原因になるので改善が必要です。女性の場合は、生理、妊娠、出産、更年期など、関わっているホルモンバランスの変化にも大きく影響されます。リンパや血流が健全な状態の若い世代ではセルライトができる可能性は低いとされますが、老化現象が進み年齢とともに身体の機能が低下するとセルライトは増加します。

セルライトを減らすためには、有酸素運動で脂肪を燃焼させ、無酸素運動で筋肉量を増やして基礎代謝を上げる方法がおすすめです。また、入浴後のマッサージには血行をよくしてリンパの流れをスムーズにさせることでセルライト減少の効果が期待できます。マッサージを行うときはオイルやクリームを使って、肌に負担がかからないようにしましょう。老廃物を排出するからといって、セルライトを潰すような強いマッサージは避けましょう。