体脂肪とはいったい何者?
皮下脂肪と内臓脂肪の関係
放っておくと様々なリスクを引き起こす内臓脂肪。手遅れになる前にダイエットを始めましょう。体脂肪は2種類あり、皮下脂肪と内臓脂肪です。皮下脂肪は、二の腕・お尻・太もも・下腹などに付きやすく、体形の崩れの原因となっています。内臓脂肪とは、内臓の周辺に脂肪が付くとお腹のあたりがポコッと出てきます。やせ型や普通体型の人であってもウエストが太くなったら注意しなくてはなりません。
内臓脂肪の怖いところは、血液にさまざまな悪影響を及ぼして健康被害の原因になる可能性が高いとされています。血圧や血糖値を上げてしまったり、血液の中の中性脂肪やコレステロールを増やす原因にもなります。
皮下脂肪を落とすためには、有酸素運動やリンパマッサージが効果的とされています。有酸素運動は20分以降から脂肪の燃焼が始まることから、できるだけ20分以上継続しましょう。代謝が良くなるといわれる入浴中や入浴後には、二の腕・お腹・太もも・足首をマッサージするとリンパの流れが良くなって皮下脂肪が燃えやすくなる傾向にあるといわれます。また、内臓脂肪を落とすためには、筋トレやスクワットが効果的とされています。筋トレを行う方法は、腹筋や背筋を中心としたメニューを組み合わせて行いましょう。スクワットは、足を肩幅より少し広めに開き、両手を開いて前に伸ばします。次にお尻を突き出して背中を反らしながら腰を落とします。膝がつま先より前に出ないように気を付けながらスクワットを行いましょう。